ミディアムやミディアムシップという言葉を聞きなれない方も沢山いらっしゃると思います。
まず、ミディアムは日本では霊能者と言われています。
霊界とコミュニケーション(霊界通信)が出来ます。
私達はこの世での務めを終えると、肉体から離れた魂の姿に戻り、あの世へと還ります。
この世にいる私達とあの世にいる魂との懸け橋となれるのがミディアム(霊能者)なのです。
故人からのメッセージを伝えることがミディアムシップですが、
故人が聞きたいことを全て教えてくれる訳ではありませんし、ミディアムが何でも分かる訳でもありません。
すべては霊界が決めることです。
あくまでも、ミディアムは霊界通信での通訳係です。
突然亡くなった場合には死因をお知りになりたいこともあるでしょう。
ですが、その原因をご遺族様が知ることに意味があれば知らせてくれることもあるのでしょうが、霊界が必ずしも教えてくれるものではありません。
自分達の未練であったり、遺産をどうすれば良いとか、この世の問題を故人に解決させようと質問をぶつけるご遺族様がおられますが、この世の務めを終えて旅立った魂であることを深く理解されることです。
亡くなって日がまだ浅い場合などは姿を現せないこともありますし、姿を現したとしても、ご自身が亡くなったことの整理がまだついていなかったり、話せない状態であることもあります。
故人には、この世に未練を残させるようなことを言わずに「後のことはご心配なく、心安らかに、どうか早くご成仏ください」というのが、故人への供養にもなるのではないでしょうか。
また、そのような気持ちで、故人様と心を通わせるような霊界通信であって欲しいと深く願います。
ミディアムシップをご希望されるのであれば、霊界や故人様へ失礼のないよう心得ることは大切です。