霊感が強い、感が鋭い、などという言葉を聞いたことがあると思いますが
サイキックな能力は特別で特殊なことではありません。
敏感な人であれば、『エネルギー』を自然と読み取ってしまうことがあります。
貴方はどうでしょう？
そして貴方のお子様はどうですか？
外出する時にはいつも訳もなくグズいて抱っこをせがんだり、又は熱を出したり、人の集まる場所や人混みが苦手な子であればエネルギーに敏感なのかもしれません。
ここでは、様々に存在する『エネルギー』が人にどう影響するのか、私の経験からお話したいと思います。
私は幼少の頃からとても感が強く、眉間にはイナズマのような血管が浮かび、いつもキーキー泣いてはグズるような子供でした。
親はそれを理解出来ずに、グズる私に対していつも叱責するばかりでしたが、父方の祖母は気づいていたようで心配していました。
今では能力強化もし、知識もありますのでエネルギーの影響によって疲れることは無くなりましたが、幼い頃の私は人には理解されない苦しみを常に抱えながら過ごしていたのです。
子供の頃は乗り物に乗れば、すぐに眠ってしまうような子でした。
これは乗り物の揺れで眠くなるのではなく、一種の防御反応であったことを知ったのはずーっとずーっとあとの事になります。
大人になった現在もこの現象は稀に起こることがあるのですが、
睡眠不足でもなく、疲れている訳でもないのに、携帯の電源が落ちるかのように突然眠ってしまい、目覚めは身体が重いのが特徴としてあります。
とくに、電車内や飛行機内ではネガティブなエネルギーの人間が隣になる時によく起こりガチです。
御神事のあとなど、高次のエネルギーと混ざったときにも眠くなることがあります。
この場合はとても心地よく、目覚めがスッキリしています。
エネルギーに敏感な人間にとって、人混みや満員電車など、特に通勤ラッシュは地獄です。
不平、不満、疲れなど、仕事帰りの人間から悪臭のように発せられるネガティブなエネルギーが充満している空間。
猫が威嚇して全身の毛を立たせるのと同じように、私の全身は一気にざわつきます。
私の場合、意識していなくとも勝手に身体は重くなり、痛くなり、頭痛や吐き気、倦怠感など、隣や周囲にいる人間の情報が私の中へ一気になだれ込んでくるわけです。
このように自分のものではない他人の情報が入ってきてしまうので、私自身の体調が悪いときや疲労感が強いときは、他人のエネルギーをはね返す力も弱くなり、針の筵のようになってしまいます。
私は本が好きで、よく子供を連れて図書館へ行っていましたが、必ず立っていられなくなるほど体調が悪くなります。
図書館の本というのは貸出され、沢山の人のエネルギーが付着していますので、それらを感知してしまうようです。
ある工場でパート勤めしていた頃には、こんなことがありました。
その会社の事務所のコピー機の場所で作業していると必ず、『急にトイレに行きたくなってしまう』のです。
これを不思議に思い、事務員さんにお話ししたところ、『え！そうなんやね！私もそうなんよ。その場所(コピー機)へ行くと頻繁にトイレに行きたくなるのよねー。実は昔、そこにトイレがあったんよ。潰して事務所を広げてるんやけど、やっぱりなんか影響してるんかしら？』と。
そのお話を聞いて思わず納得した私でした。
古着屋や中古品、中古車などにも、過去所有していた者のエネルギーは付着しています。
そして、それらの影響は受けるものだと考えるのが賢明です。
中古品は過去の所有者が良いエネルギーの持ち主であることを願いますね^^;
手に触れてみて、違和感やざわつきがなければ大丈夫ですが、
中古品を貰って使う場合には、使っていたそのままの状態で使用するのではなく、クリーニング出来るものはして、少しでもエネルギーをクリアにするのが良いです。
本当にエネルギーの世界は驚異的です。
私達能力者は物品、写真、名前、部屋などから発せられる『エネルギー』、これらから色んな情報を読み取ります。
物品であれば、持ち主の感情やその時の情景、性格、背景などが視えてくる。
エネルギーは情報源ともなりえるのです。
常に私達は不完全な状態にあり、敏感でなくとも大なり小なり知らず知らずに影響を受けながら生きています。
太陽、海、大地など、地球に存在するエネルギーから活力も頂いています。
元気でパワフルな人からは元気をもらうこともあります。
エネルギーや霊的な世界は、いつも空気が存在するように、風が吹いているように、私達の周囲に存在し、影響しているのです。
何かの参考になれば幸いです。