亡くなった人のサインについて、少しだけお話します。
私は、
「必ずサインがあります」とは言いません。
スピリチュアルの相談で、
実はとても多い質問があります。
「これは、亡くなった人からのサインでしょうか?」
正直に言います。
すべてがサインではありません。
亡くなった人すべてが、
同じ方法で、同じ頻度で、
何かを送ってくるわけではないからです。
むしろ、
サインではないものを
サインだと思い込んでしまう方が、
心を苦しくしてしまうことが多いのです。
ただ、
確かに“伝わる瞬間”というものは存在します。

まず知っておいてほしいのは、
亡くなった人は、
私たちを驚かせたり、怖がらせたりするために
サインを送ることは、ほとんどありません。
むしろ逆です。
生きている人の心が
不安定になった時、
自分を責めている時、
立ち止まってしまった時。
そういう時ほど、
「安心させる形」で近づいてきます。
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よく相談を受けるのは、こんな体験です。
・夢に何も言わず現れた
・急に懐かしい匂いを感じた
・思い出の曲や名前を何度も目にする
・理由のない安心感に包まれた
これらは、
いわゆる“強い霊現象”ではありません。
むしろ、
とても穏やかで、控えめなサインです。
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”やっと夢に出てきたのに、
あまり良い夢ではなかったから不安になった。”
これは、
霊的コンタクトではなく、
こちら側の感情の未消化やトラウマ反応であることが多い。
サインは、
あとから必ず「落ち着き」が残ります。

亡くなった人は、
言葉を使うのが得意ではありません。
だから、
感情や記憶、感覚を通して
伝えようとします。
「大丈夫だよ」
「ちゃんと見ているよ」
「もう自分を責めなくていい」
そういった想いは、
音や映像ではなく、
胸の奥の感覚として届くことが多いのです。
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ここで大切なことがあります。
サインは、
探しにいくものではありません。
「来ないのは愛されていないから」
「感じられない私は鈍い」
そう思う必要は、まったくありません。
サインが来ない=縁がない、ではない。
ただ、
今はあなたが、ちゃんと現実を生きている
それだけのことも多いのです。

もうひとつ。
サインかどうかを決めるのは、
霊能者ではありません。
それを受け取った
あなた自身の心です。
その出来事のあと、
少しでも呼吸が楽になったなら。
ほんの一瞬でも、前を向けたなら。
それは、
あなたにとって必要な“何か”だった。
それ以上の証明は、いりません。
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亡くなった人は、
こちらが思っている以上に、
静かで、優しい存在です。
姿は見えなくなっても、
関係が終わるわけではありません。
形が変わるだけです。
もし今、
説明できない出来事を
心のどこかにしまっているなら。
無理に信じなくていい。
無理に否定もしなくていい。
ただ、
その時の自分の気持ちだけは、
大切にしてあげてください。
それが、
いちばん正しい“受け取り方”です。
参考になりましたら幸いです^^