白い着物の女性

強い念を受けているときに現れやすい身体のサイン

人の念というものは、
目に見えるものではありません。

けれど、
まったく存在しないものでもありません。

怒り、嫉妬、恨み、執着、支配欲。

そういった強い感情が、
誰かに向けられ続けると、
それが念となって相手に影響を与えることがあるのです。

もちろん、
何でもかんでも「念のせい」にしてしまうのは違います。

体調不良には体調不良の理由があり、
人間関係の問題には、現実的な原因があります。

けれど、
いつもとは違う身体の重さを感じる。

急に身体がだるくなる。

何かがまとわりついているように感じる。

特定の人を思い浮かべた瞬間に、
気分が重くなったり、体調が優れなくなったりする。

そういうとき、
人の念の影響を受けている場合があります。

念を飛ばされているときに起こりやすい現象としては、

頭が何となく重い。

こめかみや後頭部、
首の後ろが重く感じる。

肩や背中が張る。

胸のあたりがモヤモヤする。

みぞおちが重くなる。

胃が気持ち悪くなる。

こうした身体の反応として出ることがあります。

また、感情面では、
急に不安になる。

理由もなくイライラする。

誰かのことが頭から離れなくなる。

思い出したくないのに、
その人の顔や言葉が浮かぶ。

これらは、相手の感情や念に引っ張られている状態であることがあります。

これは私の体験談になりますが、数年前のお話です。

私はその方と、
直接お会いしたことはありませんでした。

ただ、ある霊能者の方のブログが目に留まり、
とても興味深い内容を書かれていたので、
SNSをフォローし、その方の活動をいつも拝見していました。

ところが、ある日突然、
そのSNSをブロックされていることに気がついたのです。

最初は、
「何かあったのかな」と思う程度でした。

けれど、その後から、
妙に身体が重くなるのを感じていたのです。

まるで何かが張り付いているような感覚。

いつもの疲れとは違う、まとわりつくような重さ。

どこか、身体の外側から覆われているような気配。

頭の中もすっきりせず、考えもまとまりにくくなっていました。

そしてある朝、
いつものように礼拝をし、お経を読んでいたときのことでした。

目には見えないものだけれど、
額のあたりに、
お札のようなものが貼り付いている感覚があることに気がついたのです。

「ああ、これは念だな」

そう感じたので、
その念は、きちんと祓い、消滅させました。

そのうえで、
「では、この念を飛ばしてきているのは誰なのか」
と霊査をしました。

すると、
SNSで私をブロックした人物の顔が浮かんできたのです。

「あ、あの人だ」

その瞬間、
その方が私の能力に対して、
強い嫉妬の念を向け、
私の働きを止めようとするような意識を送っていたことが伝わってきました。

その方は自称“魔女”と名乗っていたこともあり、
単なる念だけではなく、何らかの術のようなものが使われていた可能性も感じました。

それからしばらくして、
霊媒指導の日に、
お経の効果について話していたときのことです。

その流れで人の念の話題になり、
私は自分が体験したこの出来事を門下生に話しました。

すると、その門下生は、
私がその人物の特徴を話す前に、
その相手のことを言い当てたのです。

しかも、その内容は、
紛れもなくその人物の特徴そのものでした。

そのとき、
「やはりそうだったのだ」
と、深く腑に落ちました。

このように、念というものは、
必ずしも面識がある相手からだけ飛んでくるとは限りません。

直接会ったことがなくても、
SNSやブログ、写真、名前、文章などを通して、
相手の意識がこちらに強く向くことがあります。

特に、同じような世界で活動している人同士の場合、
無意識の比較、嫉妬、警戒、敵対心などが、
念となって飛んでくることがあります。

そして、
もう一つ、印象に残っているお話があります。

これは、私の友人のお姉さんの体験談です。

その方は、当時、
旦那様の浮気にとても悩まされていました。

しかも、浮気相手の女性から、
「別れろ」
という電話までかかってきていたそうです。

普通に考えても、
それだけで心身に大きな負担がかかる出来事です。

けれど、その方が感じていた苦しさは、
現実の人間関係の問題だけではありませんでした。

その浮気相手の女性から、
非常に強い念が飛んできているように感じていたそうです。

その念が強く向けられているときには、
家族が次々と怪我をしたり、
足を骨折したり、
家の中の空気が急に重くなったりしたそうです。

さらに、念が飛んできていると感じるときには、
家そのものが揺れることもあったと話していました。

もちろん、怪我や骨折、家の揺れなどを、
すべて念のせいだと決めつけることはできません。

現実には、
偶然や環境的な要因もあります。

けれど、強い怒り、執着、嫉妬、奪いたいという思い、
そして、相手を壊してでも自分の思い通りにしたいという感情が重なると、
その念はとても攻撃的なものになります。

特に、家庭や夫婦関係に関わる念は、
非常に重く、粘着質になりやすいものです。

妻という立場への嫉妬。

自分が選ばれたいという執着。

思い通りにならない怒り。

相手を追い詰めたいという感情。

こうしたものが一つに固まると、
その念は、本人だけではなく、
家族や家の空間にまで影響を及ぼすように感じられることがあります。

念が強い人というのは、
必ずしも霊的な力がある人とは限りません。

執着が強い人。

思い込みが激しい人。

自分の正しさを押しつける人。

相手をコントロールしたい人。

嫉妬心が強い人。

怒りを手放せない人。

こういう人は、
意識の矛先が強くなりやすいのです。

そして、念を受けやすい人にも特徴があります。

感受性が強い人。

人の気持ちを拾いやすい人。

優しすぎて境界線が薄い人。

相手の機嫌を気にしすぎる人。

霊媒体質、敏感体質の人。

こうした方は、
相手の念や感情を、
自分のもののように感じてしまうことがあります。

では、念を飛ばされていると感じたとき、
どうすればよいのでしょうか。

まず大切なのは、
怖がりすぎないことです。

怖がれば怖がるほど、
こちらの気が弱くなり、
相手の念に意識を向け続けてしまいます。

「あの人が念を飛ばしている」

「また来ている」

「どうしよう」

そう考え続けるほど、
こちらからも相手に意識の糸をつないでしまうのです。

念の影響を断ち切るには、
まず自分の意識を自分に戻すことです。

深く呼吸をする。

足の裏を床につけ、
自分の身体の感覚に戻る。

温かいものを飲む。

部屋の空気を入れ替える。

塩を入れたお風呂に入る。

神棚や仏壇がある方は、しっかりと手を合わせる。

お経や祝詞を上げる。

こうした日常の中の行動でも、
自分の気を立て直すことができます。

また、
相手のSNSを見ない。

連絡をすぐに返さない。

関わる時間を減らす。

自分の中で、
「ここから先は入れない」と線を引く。

これも、とても大切な対処法です。

霊的な影響というのは、
現実の行動と切り離して考えるものではありません。

現実の距離を取ること。

生活を整えること。

身体を休めること。

食事をきちんと取ること。

睡眠を取ること。

これらは、
念の影響を受けにくくするための土台になります。

自分の“氣”や“体”が弱っているときほど、
人の念は入りやすくなります。

疲れている。

寝不足が続いている。

気持ちが落ちている。

我慢が多い。

本音を押し殺している。

そういうときは、
念を受けているというより、
自分を守る結界が薄くなっていることもあります。

だからこそ、
まずは自分を整えること。

そして、
自分の中心を強くすることです。

私は私。

相手は相手。

その境界線を、
自分の中にしっかり持つこと。

念を受けやすい人ほど、
この境界線がとても大切になります。

ただし、現実的な問題がある場合は、
霊的な対処だけで済ませてはいけません。

相手からの電話や連絡が続く場合は、
記録を残すこと。

家族や信頼できる人に相談すること。

必要であれば、
専門機関や法的な相談も視野に入れること。

霊的な守りと、現実的な対応。

この両方が必要です。

念というものは、
ただ「誰かを思う」というだけのものではありません。

強い感情が込められた意識です。

愛情であっても、
執着になれば重くなります。

怒りであれば、
攻撃になります。

嫉妬であれば、
相手を引きずり下ろそうとします。

だからこそ、
人の念を軽く考えてはいけません。

けれど同時に、
必要以上に怖がりすぎてもいけません。

人の念に振り回されるのではなく、
自分の魂の中心に戻ること。

相手の怒りに、
こちらまで巻き込まれない。

相手の執着に、
こちらの心を明け渡さない。

相手の念よりも、
自分自身の軸を強く持つ。

見えない世界のことは、
怖がるためにあるのではありません。

自分を守り、
大切な人を守り、
本来の自分の感覚を取り戻すために、
正しく知ることが大切なのです。

どうしても重い状態が続くとき。

同じような現象が何度も起こるとき。

自分では切り替えられないほど、
影響を受けていると感じるとき。

そのようなときは、
一人で抱え込まないでください。

念の影響なのか。

人間関係の問題なのか。

霊的な干渉があるのか。

それとも、
自分自身の気が弱っているのか。

そこを見極めることが大切です。

人の念に飲み込まれるのではなく、
自分の魂の中心へ戻ること。

そこから、
相手の念に振り回されない自分を取り戻していくことができます。

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