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スピリチュアルを掲げて人様を視る仕事【勧告】

スピリチュアルも珍しいものではなくなり
占い師がスピリチュアルを売り文句にビジネス化している時代です。

チャネラーやアカシャなどという人物もたくさん排出され

宇宙人「バシャール」と通信する人物も出てきたり、スピリチュアルの世界は奥が深いものです。

ですが、そんな時代だからこその問題も多くあります。

霊的な世界に関わった為事をしている身として、SNSやブログでスピリチュアルに関してのバッシング記事を目にするたびに、被害に合われ心を傷つけられた方々を思うと、心が抉られる思いがするのと同時に怒りがこみ上げてきます。

冒頭にも上げたように、占い師がスピリチュアルを売りにしているのもあって、占い師と霊能者を混合しやすい傾向にあります。
ですが、占い師と霊能者はまったくの別物です。

占いの館には「祈祷師〇〇」、「霊媒師〇〇」としている人も見受けられますが
その方の祖母や叔母が祈祷師や霊媒師であった傾向が強く、血筋を臭わせているだけの胡散臭い輩も多いものです。

霊視ができない霊媒師もいますし、祈祷師は霊能者ではありません。
修験道者も霊能者とは限りません。

斯く言う私も、これまでは占いの館に出演してきましたが
中には私のように霊能者でありながら、占いの館でセッション経験を積んでいる人物もいるのが実情です。

ですが、占いの館の世界を知っている私だからこそ言えることですが、
占い師という肩書の裏で霊能者レベルの力を持っている人間は極僅かだと思っておいた方が良いでしょう。

気をつけねばならないことは占いの館だけに限らず、
スピリチュアルを掲げて生業をしている占い師やヒーラーはサイキック能力者が殆なのです。

サイキック能力者とは、生きている物の全て(生き物、物、建物、オーラなど)のエネルギーに対し自分の能力を使って、透視、超感覚で受け取ったイメージやフィーリングを主流としています。

このサイキックと言われる能力はすべての人間に備わっているものですが、この周囲のエネルギーに対して鋭敏な感覚にまで発達しているのがサイキック能力者です。

ですが、霊能者ではありません。

霊的なことに関しては、霊感レベルでしょう。

幽霊が視える或いは霊的な存在が視えることが霊能力者ではありません。

「霊視が凄く当たる!」という言葉に躍らされて、こういう人物を霊能者だ!と勘違いしてしまう人が殆どのようです。

何が問題なのかというと、こういう人間は無責任なのです。

最近、自分の運がついていないのは何か憑いているからなのか?と思い霊視のできる占い師に視てもらったら

「あなたにはキツネの祟りがあり、キツネの霊が憑いているのでお稲荷様へお参りして油揚げをお供えしなさい」と言われたそうです。
これは、霊的な知識がないことを露呈している内容です。

お稲荷様はキツネの動物霊ではありません。
しかも、キツネは油揚げを好むというイメージで言っています。

キツネ=油揚げ

昔の人は夜道を歩くときにキツネに化かされて道に迷わされないように腰に油揚げをぶら下げて歩いたそうです。
この話はよく聞きますね。

「〇〇してはいけない」「〇〇しなさい」と言ってくれる占い師や霊能者を心強く思ってしまうのでしょう。

肩が重い原因は「生霊です」と言い切っていたスピ系の占い師もいましたが、「たまたま偶然なものだから大丈夫です」と相談者に伝えていたのには呆れました。

生霊ですよ?もしそれが本当に生霊ならば、これほど厄介なことはありませんよ。

私の霊視では、その相談者様は全然問題はなく、霊的な影響が見受けられなかったので良かったですが

素人の霊視ほど、いい加減で恐ろしいものはありません。

サイキッカーに霊視はできません。

霊能者というのは、ミーディアム(霊媒)として霊界とコミュニケーションできる人物のことであり、

このサイキック能力とミーディアム能力の二つを持っている人物が『サイキックミディアム』(霊能者)です。

スピリチュアルなことに関してのバッシングは、内容が歪んで記事にされていたり
ただ、似非(えせ)が多いと霊能者を誹謗中傷しているだけのものも多く見られます。

ですが、私は霊能者に本物も偽物もないといつも申し上げています。
人としての人格の問題であり、質の問題であるのです。

霊界と繋がっているからこそ、霊眼が開いているからこそ、己を律し、正さずにはいられなくなる。

なぜならば、そこに神の存在があり、スピリットの存在があるのですから。
真の霊能者であれば、言動や日々の行動を見れば明らかです。

ですが、霊能者レベルでもない上記の占い師のように、嘘をついて霊能者気取りでいい加減なことを伝えたり
人様を惑わし騙すような行為は霊界と関わる者としては、恐いもの知らずにも程があるのです。

この世において霊的なことを生業にし、霊界と関わるのであるならば
いい加減なことをした者に対してはそれなりの報いがあることを心得ねばなりません。

それは己の身だけではなく、親族家族、子孫にまで影響を及ぼすことであると肝に銘じることです。

技に走り、技に溺れる者は必ず慢心し、傲慢になり、大切なことを見失います。

スピリチュアルを掲げて人様を視る仕事をしている方々は自己浄化はもちろん、日々の禊祓は鉄則です。

特に霊能者は、常に身も心もクリアであってこそ、繋がれる世界なのです。

私も心して肝に銘じ、日々精進して参ります。

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